埼玉県立春日部高等学校 とは

生徒手帳-沿革、Wikipediaより引用・編集

 

 埼玉県立春日部高等学校は、埼玉県春日部市粕壁にある県立高等学校。通称は「春高」(かすこう)。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校。

明治期に創設された男子校で、校訓を「質実剛健」、教育方針を「文武両道」としている。制服は一般的な金ボタン5個の黒詰襟学生服。卒業生は36000余名を数え、2019年に120周年を迎えた。

 

施設

1999年(平成11年)に竣工した現在の校舎の設備は太陽発電が行えるほか、震災に備えて、非常食や飲料も完備されている。2006年(平成18年)には、在学生保護者の出費により各教室は冷暖房完備となった。また旧校舎跡地には外野に芝生が敷設された新・野球グラウンドが設置された。食堂も設置。

 

春高祭では各教室クラス企画を行う。また中庭にステージを設置し、そこでステージ企画を行う。食堂では例年限定メニューが販売される。

 

学校行事

春日部高校の行事はなにも春高祭だけではない。

5月にバレーボール大会、6月に文化祭である「春高祭」、7月に水泳・卓球大会、芸術鑑賞会、10月に体育祭である「大運動会」、11月に渡良瀬遊水地での1万メートル持久走大会、12月にサッカー・バスケットボール大会が催される。各種スポーツイベントではクラス間で年間総合ポイントを競う。

その他に文化行事として、二年次の修学旅行(京都方面)などの行事がある。また、10月の大運動会の入場行進では、3年生によるコント行列が行われる。

 

部活動

春日部高校の部活動は運動部も文化部も多くの種類がある。陸上競技部は創部90年を超えており、インターハイ累積得点は埼玉県で第1位。2006年度(平成18年度)の大阪インターハイでは、男子100mで優勝した。

また、春高の行事・試合の応援をリードする応援指導部は1924年(大正13年)創部で、浦和・川越・熊谷・松山・不動岡の各高校の応援団と六校合同(六校応援団連盟として組織化)しており、東京六大学応援団連盟主催の「六旗の下に」にならって、毎年1回2月に「日輪の下に」を開催する。応援指導部は春高祭でオープニングをはじめ様々な演出に携わっている。ぜひその漢らしいパフォーマンスを見ていただきたい。

春高の部活は埼玉県立浦和高校、川越高校、熊谷高校と特に交流がある。またオーストラリアのビクトリア州立メルボルン高等学校と国際的な交流を行っている。

 

 

最寄駅

春日部高校の最寄り駅は 東武野田線(アーバンパークライン)八木崎駅 である。

なんと八木崎駅から我が校までの距離は徒歩で1分もかからない。近い。近すぎる。

迷うことなどまず無いので気軽に遊びに来ていただきたい。

 

沿革

1899年(明治32年) - 埼玉縣第四尋常中學校(旧制)が設立される。同年粕壁中學校と改称。

1902年(明治35年) - この頃、野球部創部される。

1907年(明治40年) - 校歌制定。

1948年(昭和23年) - 埼玉県立粕壁高等学校(新制)と改称。定時制設置。

1949年(昭和24年) - 埼玉県立春日部高等学校と改称。

1951年(昭和26年) - 第1回春高祭開催。

1953年(昭和28年) - 3月25日午前4時20分に火災が発生し、校舎が消失。1955年(昭和30年)に旧校舎竣工。

1970年(昭和45年)頃 - 学生運動の嵐が吹き荒れる。制帽自由化。

1983年(昭和58年) - 食堂棟竣工。

1999年(平成11年) - 新校舎竣工。

 

2020年(令和2年) - 新型コロナイウイルス流行により第64回春高祭中止。

2021年(令和3年) - 新型コロナウイルス流行のため校内開催(生徒のみ)として第65回開催。

2022年(令和4年) - 新型コロナウイルス流行のため完全予約制で第66回開催。

 

 

その他基本情報

設立年月日 1899年 

創立記念日 5月25日 

共学・別学  全日制:男子

       定時制:共学

課程 全日制課程

所在地 〒344-0061 

    埼玉県春日部市粕壁5539